【クリスタ】漫画を描く前に!絶対やるべき初期設定まとめ

どうも!ANOUE(@anoue_manga)です

この記事は…「漫画描こうとしたけど設定でつまずいている」「設定って何をどうしたらいいの?」といったあなたにオススメです。

クリスタって設定がいっぱいあって難しいね
そうですね。多機能なのは嬉しいのですが迷うことが多いです

特に設定関係は細かすぎて「何がなんだか分からない」なんて思ってしまいます。

環境設定画面だけでも15項目もある…

でも安心してください!漫画を描き初める前に変更・確認する設定は4つで十分ですので

POINT

◎漫画を描く前に絶対やるべき初期設定はこの4つ

  • 長さの単位(mm)
  • コマ枠の間隔(上下左右)
  • キャンパスの復元設定
  • ショートカットキー設定

※上記の設定は漫画の完成度や描くときの作業性に必ず影響する設定なので確認しましょう。

その他(主に操作性)はセルシス(販売企業)が元から設定してくれているので安心です。

使いこなしてくると細かな設定を変える人もいるかもしれませんが、私は変えずに漫画を数百ページと描いています
へー(ただめんどくさいだけでしょ…?)
・・・・・

では漫画を描く前に絶対にやっておくべき設定について説明していきます。

かんたんなので初心者の方でもすぐにできるはずです。

環境設定を確認しよう(長さ単位・コマ枠・キャンパスの復元)

環境設定では『操作性』や『枠線の幅』『基本色』『テキスト』などなど…

作業する環境のほとんどを設定することができます。

なにか困ったことがあったら環境設定を開いてみましょう

◎環境設定は「ファイル」から「環境設定」

長さの単位を変更する

長さの単位は2種類あります。

  • 『mm』(主に漫画で使用)
  • 『px』(主にイラストで使用)

漫画業界では長さを表す単位に「mm」を使用します。※原稿用紙サイズなど

ちなみにpx(ピクセル)というのはデジタル画像の単位のことです。ドット数によって画像サイズを決めています。一般的に写真やイラストなどで使用する単位です。

単位が違えば作品サイズが大幅に変わってきます。

※デジタル作画では原稿サイズを確認しにくく、気が付きにくいので要注意です。

今後設定するコマ枠の幅にも影響するので「mm」であることを確認しましょう。

「ファイル」→「環境設定」→「定規・単位」を開きます。

長さの単位を「mm」に設定しましょう。

コマ枠の幅を変更する

漫画を描くためにはコマ枠が絶対に必要ですよね。

「たかがコマ枠」とあなたは適当に設定していませんか?

コマ枠の幅や太さについてはプロの漫画家によっても個性があります。その人の画風や絵柄によって変わるのです(コマ枠は絵の一部と考えましょう)

はじめはお好きな漫画と同じ幅や太さを設定すればいいかと思います。

◎コマ枠についてもっと詳しく知りたい方はこちらに詳しくまとめました。

【決定版】漫画のコマ割りや構図の決め方まとめ

では、コマ枠を設定しましょう。

「ファイル」→「環境設定」→「レイヤー・コマ」を開きます。

コマ枠の「左右の間隔」と「上下の間隔」を変更しましょう。

※画像の設定は私の使用している設定です。

キャンパス(原稿用紙)の復元設定について

キャンパスの復元設定については人によって必要か不必要か分かれるところだと思います。

「キャンパスの復元」ってなに?
作画状況を自動で保存し、トラブルのときに復元できるようにする機能です。

※ゲームでいうところの自動セーブのようなものです。

初めて聞くとなんとなく必要そうに思えるのですが…

実際に作業をすると邪魔な機能であることが分かると思います。

◎なぜかというと…

保存時間がかかるからです。

時間にしたら数秒なのですが、軽快に作業している最中に突然フリーズします。

「なんだッ!?」と思ったら自動保存の表示がでてくるのです。

作画中に突然フリーズされると描くペースに影響がでてしまいますし、かなり焦ります(2019年3月現在の状況)。

そもそも私は心配性なので(パソコンがフリーズした経験を何度も経験している)ので、数分に一回「上書き保存」をするくせがついています。なので自動保存の必要はありませんでした。

※「キャンパスの復元」はアップデートにて最近導入されました。

ただ人によっては便利な機能かもしれませんので、必要か不必要かは使ってみて判断してもいいかもしれません。(今後のアップデートで改善される可能性もありますし)

◎「キャンパスの復元」設定は以下の手順です。

「ファイル」→「環境設定」→「ファイル」を開きます。

不必要な場合はチェックを外してください。
必要な場合はチェックをいれて保存間隔(分)を設定しましょう。

ショートカットキーの設定をしよう

ショートカットキーを設定することで大幅に作画効率を上げることができます。

「ショートカットキー」ってなに?
キーボードの「キー」に役割(戻るなど)を設定し、操作を簡略化することです。

特にペンタブレット派(パソコンのモニターで作画)の人はショートカットキーが必ず必要になるくらい重要です(私はペンタブレット愛用者です)

◎「ショートカットキー」設定は以下の手順です。

ショートカットキーの設定については人それぞれです。

最低でも…

  • 「取り消し」
  • 「やり直し」
  • 「ペン」
  • 「消しゴム」
  • 「拡大」
  • 「縮小」

この辺りは「キー」の設定を一部にかためて設定しておいた方がいいです(初期設定はキーが遠いため使いにくい)

私はこの他に「エアブラシ」と「選択範囲」を設定しています。

◎ショートカットキーの変更方法はこちらに詳しくまとめました。

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まとめ

では、まとめていきます。

◎漫画を描く前に設定するべき項目は…

  • 長さの単位(mm)
  • コマ枠の間隔(上下左右)
  • キャンパスの復元設定
  • ショートカットキー設定

以上を設定して漫画を描きましょう。

他にも「書き出しの設定」などがありますが、漫画が描き終わった後のことなのでそれは別の記事にまとめることにします。

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